汝、星のごとく

2026.11.07

今回は、私が今まで読んできた本の中で読み終えるのに
一番時間がかかった作品であり、私にとって宝物のような本の
凪良 ゆう先生の「汝、星のごとく」を紹介したいと思います。

瀬戸内のとある島を舞台に島に転校してきた青埜 櫂と島で生まれ育った井上 暁美。
ともに家庭に恵まれずに育った2人が出会い、恋に落ちます。
夢を掴むために上京する櫂と島に残り母親のために島で働く暁美。
そんな2人の物語です。

個人的な感想は、とても綺麗な作品でした。
でも文章のひとつひとつが鉛のように非常に重たく感じましたね。
この本はとある人にプレゼントした本でもあり、思い入れがあるからかもしれません。

よくある恋愛小説というよりは、人の人生を見ているような感覚にさせる作品でもあるし、
言い方は悪いですが、人によっては、お涙頂戴の恋愛話と感じるかもなと思いました。
刺さる人には刺さるを通り越して、刺さりすぎてしまうだろうし、
刺さらない人には全く刺さらない作品だと思いました。

そんなこの作品が、10月9日より実写映画化されました。
青埜 櫂を横浜流星さん。井上 暁美を広瀬すずさんが演じています。
映画は、小説をそのまま映画にしたようで何もかもがとても綺麗でした。
俳優さんの演技力が非常に素晴らしく、櫂や暁美、その他の登場人物が映画の中でそのまま生きていました。
主題歌であるRADWIMPSさんの夕星(ゆうづつ)がいい曲すぎますね。
PVが公開された時からずっと聞いてます。
時間内に収めるためか少々駆け足ではありましたが、小説のダイジェストのようでした。

映画を見終わって、こんなもんかとさっと出ていく人。
ボロボロに泣いていて座ったまま中々動けず、スタッフさんに促されて会場を出ていく人。
本当に賛否を分ける作品であるというのを改めて感じました。

すでに終了してしまっていますが、10/9~10/29に東京の六本木で開催されていた
汝、星のごとくの写真展示会も行ってきました。

2人の思い出が詰まっているようで、とても素晴らしい空間でした。

皆さんも機会があれば、一度この作品にぜひ触れてみてください。

E.S