INFORMATION

素敵な本に出会って、紹介したくなったので、
おすすめ小説をご紹介します！

台湾漫遊鉄道のふたり　楊 双子 (著)　三浦 裕子 (翻訳)
第75回全米図書賞・翻訳文学部門(Lin King訳)
第10回日本翻訳大賞受賞

大日本帝国統治下の台湾を舞台に
日本人女性作家 青山千鶴子と台湾人通訳 王千鶴が繰り広げる美食と鉄道の旅。
台湾の食文化や風景、当時の時代背景が詰まっている小説になっています。

“国家の争い、女性への抑圧、植民地をめぐる立場の差―――
あらゆる壁に阻まれ、傷つきながら、ふたりの旅はどこへ行く。”

新聞でこの素敵なキャッチコピーを見た瞬間、読まなきゃいけない！って使命感に駆られました(笑)

いざ読んでみると、心理描写が素晴しい作品で
複雑な王千鶴の感情を文章で表現できるのが凄いなと感服し、
私は面白くて一気読みしてしまいました。

皆さんもぜひ読んでみてください！